こんにちは。
小学校・中学受験アドバイザーの北方真起です。
メディアや学校などからの情報で
なんとなく
「怒る」よりも「叱る」の方がいいらしい！
そう思っていらっしゃる方は
多いのではないでしょうか。
今日はその
「怒る」と「叱る」の大きな違いをご説明したいと思います。
まず、「怒る」について。
「もう、何度やったらわかるの？
ママ、怒るよ！！！」
「次、同じことしたら
お母さん、怒るからね！！」
内容の差はあるでしょうが
こんな会話が
ほとんどのご家庭で
なされた経験があるのではないでしょか？
「怒る」とは
親の感情のままに、腹を立て
その感情を、子どもにぶつけること。
要するに
親が「キレる」状態。
自分の理想とする姿から、外れているわが子
思い通りにならないわが子に対し
理性を飛び越えて
感情をぶつけている状態です。
お母さんから、向かう感情の先は、「子ども自身」。
バレーボールで例えるならば・・・
猛烈アタックを
子どもにめがけて
打ち込んでいるイメージでしょうか( *´艸｀)
これに対し、「叱る」とは・・・
子どもの不適切な行動に対して
子どもの成長のために
愛をもって、注意すること。
子どもの成長
子どもの自立のために
どんな行動が望ましいのか
どんな選択が考えられるのか
母の想いを伝えるだけでなく
一緒に考えるための
「問題提起」の場でもあるんです。
お母さんが見ているのは
今のわが子と
未来の成長したわが子。
向かう気持ちの先も
未来に向かっています。
ここには、何があるかって・・・？
それは・・・
子どもへの「愛」と「信頼」です♡
「今は、できていなくても、大丈夫。
きっと、〇〇くん（ちゃん）であれば、乗り越えられる。
できるようになる！」
ここには、無条件の愛と信頼があります。
ここまでの説明で
「怒る」と「叱る」
どちらが子どもの成長に望ましいのか
子どもの「やる気」を引きだすのに有効か
十分、お分かりいただけたのではないでしょうか。
私自身も、二人の子育ての中で
「怒ったこと」数知れずあります(^-^;
お恥ずかしながら
ヒートアップして、ティッシュの箱を
投げたこともあります・・・(^-^;
でも、どんなに怒っても
どんなにエネルギー使っても
全く意味ない。
子どもには
ただ「キレてる母」として映るだけ。
何の成長も、発展もないんです。
それに気づいてからは
子どものためにも
自分が疲れないためにも( *´艸｀)
冷静に、叱れるようになってきました。
ここで、一度
怒られる「子どもの気持ち」になってみましょう。
ちょっと、悪いことしたな・・・と
気づいている
↓
親が感情的に、キレ始めた
↓
しかも、長い！
さらに、怒りが爆発
親が、一人で盛り上がっている・・・
↓
早く、この嵐が過ぎ去ってほしい・・
そのために、
とりあえず、謝っておこう！
↓
母の怒りが、少しだけおさまる
お母さん、どっと疲れが出ているみたい・・・
この流れ
この循環
意味があると思われますか？
お母さんのがんばっているエネルギー
もったいないですよね・・・(^-^;
親の想い、お子さんに
何も、伝わっていないですよね・・・(^-^;
しかも、なってほしい理想の子どもに
近づきそうな進展
一切ないですよね・・・(^-^;
であるならば！！！
愛をもって
子どもの明るい未来のために
叱ってあげてください。
温かい気持ちを持って
冷静に、話して伝えてあげてください。
そうすれば
お母様の想い
しっかり届くはずですから(^-^)
特に、受験生をお持ちのお母様！
「怒る」と「叱る」
ここをコントロールできるかどうかが
成績アップに大きく影響してきます。
これは、実践・練習あるのみ！
一緒に、意識してトライしてみましょう。
エラーしても
また、やり直せばいいから(^-^)
もちろん、個別相談や子育てサポート講座で
マンツーマンで
みっちりお伝えさせていただきます。
子どもの「やる気」を引き出具体的な叱り方
子どもが自分から動きたくなる伝え方は
改めて、ご紹介しますね＾＾
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