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子どもがヘルメットを嫌がる時の、着用させる3つの方法

「子どもがヘルメットを嫌がるのですが・・・

どうすればいいですか?」

 

全国で自転車安全利用の講座を開催していると

必ずと言ってよいほど、このような質問をされます。

 

子どもにとって、初めての自転車の場合、ヘルメットを嫌がることも多く、苦労するママ、パパも多いようです。

法律上、かぶらないからといって罰則になることはありません。

しかし!自転車を運転する児童の保護者は、児童にヘルメットを着用させるよう、努めなければなりません!

 

ヘルメットメーカーの調査では、ヘルメットを装着した場合、その衝撃は未装着の場合のおよそ15分の1となり

頭蓋骨骨折に至る力の、およそ4分の1の衝撃しか伝わりませんでした。

頭部への重大なダメージを避けるためにも、必ず、ヘルメット、シートベルトは着用させましょう。

 

 

「こうしてください!」とう正解はありませんが

おすすめの方法をご紹介しますので、気に入ったものがあれば、試してみてください。

 

1.ヘルメットの必要性を伝えよう

「ヘルメットは、なぜかぶるの?」

その理由を、お子さんに伝えたことはありますか?

 

警察庁の統計によれば、自転車事故による死者の損傷部位は、頭部の割合が 62.4%と圧倒的に高くなっています。(平成 26 年中)

頭部を打つということは、脳への衝撃が強く、命の危険に関わる問題が起こる可能性も高くなります。

それらの事故を防ぐためにも、幼児・児童に限らず、事故時の被害軽減のため自転車に乗るときは、ヘルメット着用を心がけましょう。

 

「ヘルメットは、〇〇ちゃんの命を守るために必要なんだよ」と伝え

「自転車に乗る時は、ヘルメットをかぶろうね!」

”自転車に乗る時=ヘルメットの着用”ということを、意識して行動できるよう

お子様が小さいうちから、話してあげましょう。

子どもには自転車用ヘルメットをかぶせましょう

 

2.ヘルメットをかぶることができたら、いっぱい褒めてあげよう

約束通り、ヘルメットをかぶることができたら

「〇〇くん、かっこいいねー!」

「〇〇ちゃん、ヘルメット似合うね。かわいい!」と

ほめてあげてください。

 

子どもに自転車ヘルメットをかぶせよう

3.喜ぶことをさせてあげよう

ヘルメットをかぶってくれるようになったら

お子様の好きな場所、行きたいところに、連れて行ってあげてください。

 

自転車に乗ること、楽しい!

自転車に乗ると、嬉しい!

自転車大好き!

 

そう思ってもらえることが、とても大切です。

 

自転車で好きなところに出かけよう

また、ヘルメットに

お気に入りのシールを貼ることもオススメですよ。

 

 

子どもがヘルメットを嫌がると

親としても、無理矢理かぶせるのはかわいそう!

 

すぐ近くまでだから、かぶせなくても大丈夫だろう!

そう思ってしまう方も少なくありません。

 

 

でも!!!

 

万一、ヘルメット未着用の時に、転倒したり、事故にあったりしたら・・・

どうなると思いますか?

 

 

一生後悔してしまうことになりかねません。

 

 

あとになって、後悔をしないためにも

「大事な子どもの命を守る!」気持ちで

ヘルメットをかぶせてあげましょう。

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