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5.242017
子どもがヘルメットを嫌がる時の、着用させる3つの方法
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「子どもがヘルメットを嫌がるのですが・・・
どうすればいいですか?」
全国で自転車安全利用の講座を開催していると
必ずと言ってよいほど、このような質問をされます。
子どもにとって、初めての自転車の場合、ヘルメットを嫌がることも多く、苦労するママ、パパも多いようです。
法律上、かぶらないからといって罰則になることはありません。
しかし!自転車を運転する児童の保護者は、児童にヘルメットを着用させるよう、努めなければなりません!
ヘルメットメーカーの調査では、ヘルメットを装着した場合、その衝撃は未装着の場合のおよそ15分の1となり
頭蓋骨骨折に至る力の、およそ4分の1の衝撃しか伝わりませんでした。
頭部への重大なダメージを避けるためにも、必ず、ヘルメット、シートベルトは着用させましょう。
「こうしてください!」とう正解はありませんが
おすすめの方法をご紹介しますので、気に入ったものがあれば、試してみてください。
1.ヘルメットの必要性を伝えよう
「ヘルメットは、なぜかぶるの?」
その理由を、お子さんに伝えたことはありますか?
警察庁の統計によれば、自転車事故による死者の損傷部位は、頭部の割合が 62.4%と圧倒的に高くなっています。(平成 26 年中)
頭部を打つということは、脳への衝撃が強く、命の危険に関わる問題が起こる可能性も高くなります。
それらの事故を防ぐためにも、幼児・児童に限らず、事故時の被害軽減のため自転車に乗るときは、ヘルメット着用を心がけましょう。
「ヘルメットは、〇〇ちゃんの命を守るために必要なんだよ」と伝え
「自転車に乗る時は、ヘルメットをかぶろうね!」と
”自転車に乗る時=ヘルメットの着用”ということを、意識して行動できるよう
お子様が小さいうちから、話してあげましょう。
2.ヘルメットをかぶることができたら、いっぱい褒めてあげよう
約束通り、ヘルメットをかぶることができたら
「〇〇くん、かっこいいねー!」
「〇〇ちゃん、ヘルメット似合うね。かわいい!」と
ほめてあげてください。
3.喜ぶことをさせてあげよう
ヘルメットをかぶってくれるようになったら
お子様の好きな場所、行きたいところに、連れて行ってあげてください。
自転車に乗ること、楽しい!
自転車に乗ると、嬉しい!
自転車大好き!
そう思ってもらえることが、とても大切です。
また、ヘルメットに
お気に入りのシールを貼ることもオススメですよ。
子どもがヘルメットを嫌がると
親としても、無理矢理かぶせるのはかわいそう!
すぐ近くまでだから、かぶせなくても大丈夫だろう!
そう思ってしまう方も少なくありません。
でも!!!
万一、ヘルメット未着用の時に、転倒したり、事故にあったりしたら・・・
どうなると思いますか?
一生後悔してしまうことになりかねません。
あとになって、後悔をしないためにも
「大事な子どもの命を守る!」気持ちで
ヘルメットをかぶせてあげましょう。