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子ども乗せ自転車 安全のススメ
「子ども乗せ自転車 安全のススメ」
~ルールを守り、家族で安全に楽しい自転車ライフを~
子ども乗せ自転車を安全に利用するためのポイントをご紹介します。
1.初めて子どもを乗せる前に、保護者が自転車の練習をしよう
ママ、パパの中には、「学生以来久しぶりに自転車に乗ります!」という方も少なくありません。
また、電動アシスト自転車に乗ったことのある方は、ほとんどいないでしょう。
大切なお子さまを自転車に乗せる前に、まず、保護者であるママとパパが広い場所で、自転車に慣れるまで練習しましょう!
2. ヘルメット、シートベルトは必ず着用
子どもにとって、初めての自転車の場合、ヘルメットを嫌がることも多く、苦労するママ、パパも多いようです。
法律上、かぶらないからといって罰則になることはありません。
しかし!自転車を運転する児童の保護者は、児童にヘルメットを着用させるよう、努めなければなりません!
ヘルメットメーカーの調査では、ヘルメットを装着した場合、その衝撃は未装着の場合のおよそ15分の1となり
頭蓋骨骨折に至る力の、およそ4分の1の衝撃しか伝わりませんでした。
頭部への重大なダメージを避けるためにも、必ず、ヘルメット、シートベルトは着用させましょう。
3. 乗り降りは平らな場所で、焦らずに
●お子さまを二人の乗せる時、荷物を乗せる時。
実は、おススメの順番があります。
最初に前にお子さまを乗せると、ハンドルが回転するなと自転車のバランスが崩れ、危険を感じることがあるためです。
乗せる時:後ろの子どもが先、前の子どもが後
降ろす時:前の子どもが先、後ろの子どもが後
●荷物とお子さまを両方乗せる時
乗せるのは荷物から、降ろすのは子どもから
4.歩道は歩行者優先。すぐに止まれるように
自転車は車道が原則。歩道は例外です。
自転車通行可の標識がある時や、13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者
道路工事や連続した駐車車両などのために、車道の左側部分を通行するのが困難な場所を通行する場合や
著しく自転車の通行量が多いなど、自動車などの接触事故の危険性がある場合などは、歩道を通行することができます。
とは言え、歩道は歩行者の場所です。
スピードを出しては走行したり、ベルを鳴らしたりするのではなく
車道よりを、すぐに止まれる速度(徐行)で。
歩行者を優先し、歩行者の通行の妨げになる場合は、一時停止しましょう。
5.運転中のスマホ、イヤホンは禁止
自転車を運転する時は、携帯電話やスマホを持っての通話や操作、画面の注視をしてはいけません。
ヘッドホン、イヤホンで音楽を聴くなど、安全な運転に必要な交通に関する音や声が聞こえないような状態で
自転車を運転してはいけません。
6.雨降りの時は、傘ではなくレインコートを
傘をさしたり、物を持ったりなど、視野を妨げたり、安定を失うおそれがある方法で自転車を運転してはいけません。
特に、雨の日は、地面が濡れてとても滑りやすいので、より一層注意が必要です。
(マンホールの上は、特に滑りやすく危険!気をつけましょう)
なるべく徒歩か、公共交通機関を利用しましょう。
やむを得ない場合は、傘さし運転はせず、レインコートの着用をして、注意しながら運転をしましょう。
7.自転車から離れないで!
少しの時間でも自転車から離れる時は、子どもも一緒に降ろしましょう。
最近の子ども乗せ自転車には、安定性の高い大きなスタンドがついていますが、絶対に倒れない!というわけではありません。
お子さまを自転車に乗せている時は、自転車から離れない!自転車から手を離さないようにしましょう。
8.注意一秒、ケガ一生
運転者は、かけがえのないお子様の「命」を運んでいる!という意識を持ちましょう。
「急がないと!」と慌てる気持ちを、落ち着かせて・・・
子どもと一生に自転車に乗れる「今」を
「親子で楽しむ時間」と考えましょう☆