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JA共済なるほど!交通安全にラジオ出演しました

2020年3/6
自転車安全利用コンサルタント
自転車安全サポート委員会代表の北方が
初めてラジオを出演いたしました。


<コーナー>
東京FM 80Hz 全国38局ネット
3/6 (金)am 7:20 – 7:27 
JA共済 presents なるほど!交通安全
週に1度の交通安全コーナー
http://www.tfm.co.jp/koutsu/index.php   

週替わりのテーマで専門家のコメントとして交通安全の啓蒙情報を発信します!

<企画内容>
「気をつけよう! 電動アシスト自転車の事故」

<放送予定日>
3.6(金) am 7:20 – 7:27

お話した内容は以下の通り。

電動アシスト自転車を利用する人が増えています。
ただ、ふつうの自転車に増して注意が必要。

今週は自転車安全利用コンサルタント 北方真起さんにお話を聞き
「安全な電動アシスト自転車の利用」についてお送りしました。

北方さんによると、国内の自転車数は約157万台。
そのうち電動アシスト自転車は約67万台。
4割以上を占めていると言われています。

過去10年間の自転車の販売台数は減少していますが
電動アシスト自転車は年々増加していて2倍以上になっています。

また、販売台数増加に比例して事故も増えています。
2018年の自転車関連事故85,600件は10年前から半減していますが
電動アシスト自転車関連の2243件は2倍。
死亡事故の割合も高いというデータが出ています。

「自転車の交通事故」と聞くと、
多くの方は自転車と車との間で起こった、
自転車が被害者となる交通事故を想像するかもしれません。
でも、注意を促したいのは歩行者相手に起こしてしまう事故です。

電動自転車のメリットはたくさんあります。
坂道、漕ぎ出し、特に子供を乗せていると重くなるので
そこをサポートしてくれるメリットがあります。
そのためにお母さん、お父さんの利用が増えています。

保育園の送迎や買い物、用事があって急いでいることも多く、
加速しやすいのでスピードを出し過ぎて事故に繋がっています。
スピートが出てしまうものですが、出し過ぎないように気をつけて。

そして、子供を乗せていたとしても自転車の通行は車道が原則です。
歩道を通るのであれば、車道寄りを徐行する。
歩道は歩行者のための場所であることを意識して
すぐ止まれるスピードで運転することを心がけて下さい。

電動自転車はふつうの自転車より重量があります。
車体自体で30㎏以上。2人の子供を前に乗せたとしたら親子3人で100㎏。
この重さに加えてスピードが出ていれば、北方さん曰く「戦車のようなもの」。
人にぶつかってしまった場合の衝撃はとてつもなく大きいのです。
利用者はその点を理解して利用する必要があります。

北方さんは自転車を楽しく安全に利用するために
3つの大切なことを教えて下さいました。

① 安全確認をしっかり行う

  左右だけではなく、前後の状況もしっかり確認して下さい

② スピードを出しすぎない

  繰り返しになりますが電動アシスト自転車は
  ペダルを踏んだだけでスピードが簡単に出ます。

③ ヘルメットをかぶる

 「もしも」の時に自分のこと、子どものことを守るため
  ヘルメットをかぶる習慣を身につけましょう。

普及する電動アシスト自転車、
利用している方や、利用しようと思っている方は、
以上、お伝えしたことを心に留めて、運転して下さい。

https://www.tfm.co.jp/koutsu/index.php?catid=2493&itemid=163486

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