こんにちは。小学校受験アドバイザーの北方真起です。
皆さんは、「早稲田実業」と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?
やはり、早稲田大学の創立者 大隈重信や
高校野球を連想される方が、多いのではないでしょうか。
早稲田実業学校初等部は、慶應義塾幼稚舎と並び、小学校から大学までの一貫校として
高い人気を誇っている学校です。
一貫校ならではの、受験戦争とは無縁の環境なため
子ども一人ひとりの可能性や素質を伸ばすことが可能であり
文武両道に励むことも可能であることも魅力のひとつです。
早稲田実業学校の教育方針は
「豊かな個性と高い学力と
苦難に打ち勝つたくましい精神力を兼ね備えた人物」を育成すること。
その目的を果たすために、1901(明治34)年の創立以来
校是として「去華就実」「華やかなものを去り、実に就く」
校訓として「三敬主義」「他を敬し、己を敬し、事物を敬す」を掲げています。
詳しく、見ていきましょう。
早稲田実業学校の教育方針
〇一人ひとりの子どもが人間として自立し、生きていくための素地を培い、土台をつくるために
本来あるべき学習を通じて、子どもたちをのびのび、いきいきと育てます。
以下の、教育内容に特に力を入れています。
・手を使うものづくり
・野外で五感を開き、発見する力を身につける
・課題の追求
・日本文化への誇り
・課外授業など
同じ敷地内に中等部、高等部があるので、年上の子どもとの交流も特徴の一つで
高学年の子ども達との交流も積極的に行われているようです。
早稲田実業学校初等部の基本情報
- 開校:2002年
- 所在地:東京都国分寺
- 児童数:640名
- 教員数:正教員21名 非常勤14名 他に養護と司書担当 各1名
- JR・西武線 国分寺駅 徒歩10分
早稲田実業学校初等部の入試情報
- 募集人数:第1学年108名(男女共学)
- 考査日:11月1~10日
- 面接日:11月8~10日(2次試験として)
- 合格発表:1次 11月7日 2次 11月12日
- 入試内容
【1次】
・ペーパーテスト(「お話の記憶」・規則性の問題や粘土、紙などを使った制作)
・行動観察(社会性・状況判断力などが問われる)
・運動(模倣体操やダンス、歌の発表など。指示を聞く、待つなどの行動ができるかも問われる。)
【2次】
・親子面接(子どものコミュニケーション能力、親子間のつながり、しつけ、母としての振る舞いなども問われる)
行動観察、運動では
たとえ、全てできなかったとしても
先生の指示をよく聞き、課題にじっくり取り組むお子様かどうかが
問われているようです。
ペーパー問題の家庭学習はもちろんのこと
家庭での躾、話を聴く態度
自分の頭でじっくり考え行動できる力を養う必要があります。
早稲田実業では
早稲田大学の建学の精神に裏打ちされた小、中、高、大学の一貫教育により
将来を担うべく
伝統的な“早稲田スピリット”が培われていきそうですね。
ご興味のあるご家庭は、ぜひ、学校説明会などで足を運ばれてみてくださいね。
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